『江戸の捨て子たち』(沢山実果子著・吉川弘文館)

32Pに「浅草寺日記」が紹介され、浅草寺境内に捨てられる子どもの話があります。

境内に捨てられると、檀徒に一時預けられ、その後希望者がもらいに行く。単なる捨て子ではなく、観音菩薩の加護を受けたもらい子、神仏の加護を受けた取子となるというのです。

「江戸時代版・赤ちゃんポスト」と言えます。常々、赤ちゃんポストがなぜ一か所だけなのか、と思ってきましたが、大きな寺や神社が第二、第三の赤ちゃんポストを名乗り出てもらいたいものです。もともと歴史的に見るとそのような機能を果たしてきたのですから。
(木ノ内)
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