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  明るく元気な里親家庭であってほしい。課題が生じてもすぐに立ち直れるような、そして子どもたちが未来を信じはばたけるような。

「おしゃべりの会」「読書会」を、また「里親の学校」を随時開いています。ご参加ください。

2019年度を迎えるにあたってのごあいさつ

 特定非営利活動法人 千葉県里親家庭支援センター理事長 木ノ内博道


 当センターは千葉県内における里親制度の発展と里親家庭を支援する目的で平成20年4月に設立し、同年7月にNPO法人に認定された団体です。
振り返ってみますと、設立の翌年(平成21年)には改正児童福祉法が施行され、里親制度が大きく進展しました。養育里親と養子縁組を希望する里親が区別され、養育里親に研修が義務付けられたり、ファミリーホームが制度化されたりしました。里親支援のあり方も初めて明示されました。その後、要保護児童は家庭養護優先であるとする「里親委託ガイドライン」が策定され、長期的に家庭養護の比率を高めていくための「社会的養護の課題と将来像」もとりまとめられました。まだ10年前のことですが、隔世の感があります。
 また最近の動きとしては、平成28年5月に改正児童福祉法が成立しました。子どもの権利条約を踏まえた、従来とは異なる理念をうたっています。その改正児童福祉法を実効あるものとするべく、平成29年8月には「新しい社会的養育ビジョン」がとりまとめられました。里親や養子縁組など、家庭での養育を進展させるとしています。これらの取り組みを各自治体の計画に反映させようとの動きもあります。また、里親に関する包括的な業務を民間に担わせようと「フォスタリング機関」が構想されています。
 社会的養護のあり方が根底から問い直され、里親や養子縁組など家庭養育への取り組みが始まろうとしています。気持ちを新たにして、家庭養育の推進を積極的に推し進め、家庭で暮らせない子どもたちにとって、それに代わる温かな家庭環境を提供するため、養育相談などに力を注いでまいります。よろしくお願いします。
 なお、当センターは千葉県里親会に設立準備室を設けて設置したものであり、現在でも相談などにあたるスタッフは里親・元里親です。当センターの特色として、里親家庭に寄り添った活動を続けていく所存です。

<具体的な活動>
 不定期ではありますが里親や養親同士の勉強会として「里親の学校」を開催しています。里親関連の読書会などを通じて、里親制度の理解促進、里親希望者交流なども行っています。毎年5月には、東洋大学と連携してデイキャンプを実施しています。
 千葉県から里親支援業務に関する委託を受けており千葉県北部エリア(市川児童相談所、柏児童相談所、銚子児童相談所管内)の里親家庭からの相談などを行っています。
 なお、設立時から行ってきたフィリップモリスジャパンの運営する「PMJフォスターファミリー奨学助成」の事務局については平成29年度をもって終了し、他の機関(一般社団法人RCF)によって運営されています。


千葉県里親家庭支援センター
設立当時の新聞記事

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里親支援ブログ
里親支援の動きは全国で始まっていますが、どのような里親支援がよいのか、行政の側から考えるだけでなく、里親家庭の伴走者としてなにが可能かを考え、書いていきます。

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