◆11.20「子どものための養子縁組を考える」シンポジウム
独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
平成21年11月20日(金)  日本財団 2階大会議室
シンポジウム
・・子どもにとって望ましい養子縁組のあり方を考えていきたいと思います・・ 
第1部 ビデオ上映 慈恵病院「命の行方を見つめて」(15分)
       基調講演  津崎哲雄氏 (京都府立大学教授)
        海外報告  渡邊 守氏 (国際フォスターケア機構 理事)
第2部 パネルディスカッション 岡崎京子氏(子ども虐待防止センター FCG里親・養親ケアグループ担当)
       辻本真波氏 (特別養子縁組経験者、大阪府養育里親)
       米沢普子氏 (家庭養護促進協会神戸事務所 主任ケースワーカー)
       矢満田篤二氏 (社会福祉士、愛知県において赤ちゃん養子縁組を推進)

講師の方々全員に東京に来ていただき、和やかで充実した事前打合せができました。

津崎哲雄氏
矢満田篤二氏
岡崎京子氏
渡辺守 氏
辻本真波氏
米沢普子氏
東京・神奈川・埼玉・茨城・大阪・京都・愛知・鹿児島・岩手・青森・福島・千葉など、いろいろな地域から、児童養護施設の職員、乳児院の職員、家庭養護支援センターや児童相談所の職員、里親さん、各地域の里親会の皆様、家庭支援専門相談員、児童総合相談センターに関わる方、児童相談所の里親コーディネーター、大学生・研究者・一般など、いろいろな立場の方の参加申込みをいただいております。
 ・・・当日の参加もOKですので、是非いらして下さい!・・・



◆10.10-10.11 キャンプ 「ひとりじゃないよ」 語れる場所、しゃべり場です
里親家庭で暮らす高校生・自立援助ホームで暮らす人
平成21年10月10日(土)〜11日(日) 千葉県立君津亀山少年自然の家にて
「キャンプ 「ひとりじゃないよ」
参加者対象:里親家庭で暮らす高校生・自立援助ホームで暮らす人など、16歳から20歳代前半までの青少年
★自然の中で、同じような境遇にある仲間と、思う存分自由な話・・ 語れる場所「しゃべり場」です



◆10.10-10.11 キャンプ 「ひとりじゃないよ」 語れる場所、しゃべり場です6.14「社会的養護を必要とする子どもたちを支える関係者の集い」シンポジウム
日本財団の助成事業
平成21年6月14日(日) 千葉市ビジネス支援センター「きぼーる」 13階会議室
「社会的養護を必要とする子どもたちを支える関係者の集い」
社会的養護を地域にひらく
〜地域で支えるネットワークづくり〜

 虐待などにより家庭で暮らすことのできない子どもたちは、社会的養護の対象として、児童養護施設や里親のもとで暮らしています。社会的養護は県の事業領域であるため、市町村の子ども福祉からは離れてしまい、子どもも養育者も孤立せざるを得ないのが現状です。そのような社会的養護の現状を地域の皆さまにご理解いただき、これを機会に地域に根ざした連携を図ることができれば、と考えております。


基調講演
 柏女霊峰氏 (淑徳大学教授)

パネルディスカッション
コーディネーター 柏女霊峰氏
染谷昭子 氏 (習志野市役所子育て支援課長)
水鳥川洋子 氏 (千葉県中央児童相談所所長)
桜庭 俊 氏 (自立援助ホーム 響の社代表者)
藪下 敏 氏  (千葉県里親家庭支援センター副理事長)

・・・参加者の皆様から多くの感想をいただきました・・・

* 柏女先生のお話はわかりやすく、社会的養護の流れもわかりました。社会的養護と子育て支援センターと行政の仕組みの違いもわかり、そのあたりの関係のネットワークの悪さがわかりました。 各機関は精一杯取り組んでいるのに、どうもつながりがないようですね。

* いろいろな立場の皆様の声を聞く機会になりました。皆が「つながる」機会を求めたいです。それぞれの「連携」を進めることが、大きな一歩となると痛感しました。

* 地域の中で何ができるのかを考えたいと思いますが、支援される方もする方にとっても、使い勝手の良いものにする工夫が必要であると共に、具体的な支援方法・イメージできるようなものの提示が欲しいと思いました。

* 身近なところでの実践とリソースの活用と相互のネットワークが必要と、改めて感じています。

* 基礎自治体である身近な市町村は、地域の実情に合わせて、きめ細かに対応がとれ、社会的養護にとってカギを握っていると思いました。習志野市の取り組みは参考になり、習志野市のような子育て支援がすべての市町村に広まっていくよう希望します。

* 柏女先生のお話から始まり、現場の迫力に圧倒されました。自分自身何ができるかという事を改めて考えさせられました。 貴重な機会をありがとうございました。(学生さんより)

* 児童養護施設や里親についてなど、様々な問題を意見することで、知らなかった現状を知ることができました。社会的養護を担う施設と里親がお互いに開かれるよう、もう少し具体的に検討できればと思いました。

* 親から離れて育った子、小さい頃に虐待を受けた子どもの心の傷は理解しているつもりでいました。しかし、想像以上に心の傷の深さを知り、また里親の大変さを感じ、重い気持ちにもなりました。

* 日々の業務によって狭くなっていた視野が、シンポジウムによって広がりました。月曜日からまた業務に戻り、自分の出来る事を改めて見直していきたいです。

* 子どもを手放した親の支援・教育はどうなっているのでしょう。

* 子ども達に対する思いなどを、いろいろな立場の大人の皆様からたくさん話していただき、自分自身も勇気が出てきました。そして、地域のつながりや助け合いが必要だとよくわかりました。

* 自分の立場でできることが見えてきました。明日からの活動にいかしたいと思います。


子ども家庭支援 響の社バンド人力舎

左から
中村和博さん キーボード(児童相談所)・高橋克己さん 歌・ギター(自立援助ホーム人力舎)・桜庭俊さん 歌・ベース(自立援助ホーム響の社)

今回はお仕事で参加できなかったメンバーお2人
 渡部靖久さん 歌・ギター(教員)
 宇田川政男さん歌・ギター(児童家庭支援センター)

 メンバーは教師や福祉施設職員で、たくさんの子どもたちとの生活を経験してきました。
 子どもと大人の毎日の中にある風景を歌にしています。


・・・ミニコンサートを聴いた参加者の感想です・・・
* いろいろな事情によって育った子ども達が書いた言葉に曲をつけ演奏することで、その子の心の気持ちがとても伝わってきました。心に響きました。

* 歌の中に「なんで俺を生んだんだ!」というようなセリフがありました。 人は本来愛されて生まれてくる存在なのに、自分の存在を否定する傷ついた心、その苦しみを思うと涙が出てきました。

* 実親であっても、親に対するいろいろな思い、わだかまりを持つことも・・。 しかし、親の願い・親としての夫婦よりも少しでも幸せになってほしいということ、その願いが自分にもかけられていたのだろうと思うと、頭の端っこにあったモヤモヤがスーッと消えていくのを感じました。音楽を聴き、今日はとても大切なことに気づかされました。


ネットワーク作りのパンフレットをお持ちいただいて
    (参加者や、地域で活動していらっしゃる方々から)

 習志野市役所子育て・ならしのファミリーサポートセンター
 白井市役所子育て・ファミリーサポートセンター
 八千代市役所子育て・やちよ子育てハンドブック 
 児童家庭支援センター・ファミリーセンターヴィオラ
 子どもの虐待防止センター
 虐待から子どもを守る支援ネットワークちば
 日本こどものための委員会
 
NPO松戸子育てさぽーとハーモニー・松戸子育て情報サイト
           こどもの森 ほっとるーむ新松戸
 NPOニュースタート事務局
(家族をひらくを全ての活動理念、
           若者の再出発を応援するNPO)

 千葉県中核地域生活支援センターなかまネット
 千葉県CSP研究会
 千葉県教育カウンセラー協会
 日本財団
 ・・など
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